叩き彫

山田尚公の新作写真帳

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何の木の花とはしらず匂哉

何の木
伊勢参宮の句
西行の「なにごとの・・」の本歌取りです。
「蓬莱に聞かばや伊勢の初便」
「薦を着て誰人います花の春」
などは同じようなテーマがあるように思えます。
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さればこそあれたきまゝの霜の宿

さればこそ
杜國の隠家を訪ねた折の句
坪井杜國は芭蕉の門下の逸材であったが、貞享2年(1685)に空米相場の罪で尾張藩を追われ
渥美半島に隠れ住み、元禄3年(1690)3月20日病に34歳で没する。
江戸時代にも今の会社経営と同じようなテクニックやセンスが必要だったようですが
責任の取り方が現代の世界経済と違うのが興味深いところです。
杜國はその人柄を多くの人に愛されながら薄倖の人生でした。
死罪が決まっていながら「蓬莱や御國のかざり檜木山」という句作を知る
尾張藩主のはからいで追放に減刑されたそうです。
杜國の人となりをこの句は簡潔に語ります。

枯枝に烏のとまりたるや秋の暮

枯枝に
自らをカラスと例えるような句もあったと思い、一羽のカラスを描いたところ
ある人が「芭蕉の描いた絵ではカラスは複数ですよ。」とのアドバイスをいただきました。
今回はハガキサイズなので一羽にしておきます。

春の夜や籠り人ゆかし堂の隅

春の夜や
大和の初瀬で詠んだ句です。
籠り人は「ゆかし」から女性であると和辻、山本健吉説ですが
西行をイメージする「薦を着て誰人います花の春」という句もあり
「ゆかし」が女性修行僧とは考え過ぎのようにも私は思いました。
他の本も読んでみたいと考えています。

髪はえて容顔蒼し五月雨

かみはえて
芭蕉44歳の句
髪が生えてきて顔が青くなるという「若さ」もあります。
何かに没頭していて髪を整える間がなかったのでしょうか。
雨が降れば出歩けず、家に篭もって鏡を覗き込めば
蒼く疲れた顔が浮かぶ・・・。
ほんとうは剃髪の頭の毛が伸びて青いのです。
「ようがんあおし」の言葉の響きが美しく芭蕉のセンスを感じます。

2012年賀状

doragon
平成24年は辰年です。
龍の木版画を彫ってみました。
この絵はご自由にお使い下さい。
著作権がどうとか、勝手に転用したとか
ネット上にアップした限りは制限をかけるのは不可能です。
どっちみち竜を見たこともないのですから
誰かの絵を参考にしているわけです。

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